・リーグと子供向け専門TV局のパートナーシップ。
・番組内の人気タレントや人気キャラを使って、子供向け、及びその家族を狙ったプロモーション企画を実施する。
・ファミリー層の顧客が増えることはリーグの他スポンサーも喜ぶのでリーグにとって大きなメリットとなる。


 オーストラリアのクリケット協会が、アメリカを拠点としスポンジボブなどの人気アニメを放送している子供向け専門TV局「Nickelodeon」とのパートナーシップ契約を延長している。

 これにより、男子リーグのKFC Big Bash League (BBL) 、女子リーグの Rebel Women’s Big Bash League (WBBL)で、それぞれNickelodeonとのコラボによるプロモーションを引き続き行う。

 Nickelodeonは日本だと子供向けエンターテインメントブランドで、ケーブル局などのTVチャンネルに、個々の番組を配信している形となっている。しかし、欧米では自分たちのチャンネルを持ち、アメリカでは数多くあるケーブルチャンネルの中でも屈指の視聴者数を記録している人気コンテンツ。オーストラリアでも、独自のチャンネルを持っており子供たちにとって馴染み深いものだ。

 今回の契約延長によって、同局で人気タレントが出演してクリケットリーグを紹介する「Crash the Bash」という番組シリーズの第2弾が製作される。また、会場などでは、同局の人気キャラクターと一緒になったプロモーションも実施。他には対象となる試合に参加することで、家族での豪華旅行などが当たるプレゼント企画なども行う。

 どのプロスポーツにとっても、家族連れは顧客のメイン層として増やしたいところ。その中で、1試合2時間以上の長丁場となるスポーツ観戦において、飽きやすい性格の子供たちが関心を持つ演出があることは、親の立場からすると試合観戦への心理的ハードルを下げることにもつながるだろう。

 そして子供連れが多くなることは、リーグのスポンサー企業にとっても大きなメリットとなる。例えば男子リーグのKFC(ケンタッキーフライドチキン)、女子リーグのRebel(スポーツ総合用品店)の両タイトルスポンサーにとって、ファミリー層の増加は顧客のメインターゲット。このように家族連れが増えることは今後のスポンサーシップ契約においても大きなPR材料となってくるだろう。