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マイクロソフトがNFLのスター選手による慈善活動をサポート

https://www.youtube.com/watch?v=O0tTsS8wZVg


・マイクロソフト×NFL(複数のアスリート)による社会貢献プロジェクト
・地元コミュニティを大きな影響を与える選手の理念に企業が共感
・選手の活動をタブレット端末の提供と寄付金を通じてサポート


マイクロソフトがCreate Changeキャンペーンの実施を発表し、地元コミュニティで精力的に慈善活動に携わる5人のNFLスター選手を支援することを明らかにした。
「各選手による慈善基金は、教育、アクセシビリティ、創造性、そして健康と言ったマイクロソフトが独自に核とするミッションや価値観にフォーカスしている」とした同社は、ボン・ミラー(デンバー・ブロンコス)、ラッセル・ウィルソン(シアトル・シーホークス)、リチャード・シャーマン(シアトル・シーホークス)、グレッグ・オルセン(カロライナ・パンサーズ)、そしてマーテラス・ベネット(ニューイングランド・ペイトリオッツ)が、それぞれ地元コミュニティで展開する慈善基金による活動を、同社タブレット端末Surfaceの提供と、寄付金を通じてサポートする。

同社はホームページ上で「このパートナーシップを結び、各選手たちの基金に対してリソースと認知度向上を提供することで、手助けを必要とする人々への影響力を高めたい」と述べており、今回のキャンペーンでは、地元コミュニティにポジティブなインパクトを与えることを第一義に慈善活動を行う選手たちと企業の理念が一致した格好だ。同社はNFLの公式サイドライン技術プロバイダーとしてSurfaceをリーグにも提供しており、試合中、選手たちやレフェリーたちはプレーや判定の確認にSurfaceを使用しているが、同社特設サイトでは、各選手が彼らの活動を始めるに至った経緯や、Surfaceがいかに様々な方法で支援を必要とする人々にインパクトを与えることができるについて述べたCreate Changeのビデオシリーズが公開されている。

ビデオシリーズ第1弾で登場した第50回スーパーボウルMVPのボン・ミラーは、デンバーに住む低所得者層の子供たちに目のケアーや眼鏡を提供するために立ち上げたVon’s Vision Foundationの活動を紹介し、その中でSurfaceの果たしている役割について述べている。

今回のキャンペーンはファン参加型となっているのも特徴のひとつであり、ビデオシリーズの公開に加え、ファンによるコンテストが開催される。ファンは#CreateChangeContestをつけてソーシャルメディアに、「地域コミュニティに前向きなインパクトを与えた自身の活動」をシェアすることでコンテストに参加でき、5人の選手はそれぞれお気に入りのストーリーを選出することになる。そして、選ばれた5人にはミネアポリスで開催される第52回スーパーボウルのチケットがペアで進呈される。有名選手によるアピアランスもさることながら、毎回全米では視聴率が40パーセント台に達し、時には50パーセントに近づくこともある国民の一大関心事のチケットが当たるかもしれないということもあり、今後、Create Changeキャンペーンがファンたちからどのような関心を引くのか注目される。

ライター:平床大輔

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