・選手の”自転車好き”のモチベーションを活用。
・より地域に入り込んで行くために、選手が主催する慈善団体とも連携。
・選手も知名度を利用し、メディア露出を測る。

 自転車好きで知られるNFLオークランド・レイダースのランニングバック、マーショーン・リンチと、自転車シェアサービスで急成長を遂げているLimeBike社がパートナーシップ契約を締結している。

 2017年6月に創業したLimeBikeは、従来の自転車シェアとは異なる駐輪ドック不要のシェアサービスを都市部近郊や大学の広大なキャンパスがある街で展開。現在、西海岸を中心に25のマーケットにおいて、手軽な交通手段として提供している。

 今回、リンチとのパートナーシップでは、彼の地元であり交通の便が充分とは言えないオークランドと北カリフォルニアのイーストベイと呼ばれる地域に同社のサービスを提供していくことに力を入れていく。

 また、リンチは今後、LimeBikeが各コミュニティで行う一連の立ち上げイベントに参加するほか、リンチのプライベートブランドであるビーストモードとLimeBikeが共同でデザインした自転車が導入される予定となっており、そのコラボ自転車はオークランドとシアトルにあるビーストモード旗艦店でお披露目される。

 「子供の頃からどこでも自転車で行った」と語るリンチは、オークランドで開催された自転車のパレード走行で先陣を切っては走るほどの自転車好き。「近所にLimeBikeがあれば、子供たちに学校へ行き易くしてあげることができる」と述べた通り、リンチは自身の主催する慈善団体Fam1stファミリー・ファウンデーション(Fam1st)を通じ、子供たちに無償でLimrBikeの自転車に乗れるクレジットを提供することを約束した。

 ちなみにLimeBikeは、今回のビーストモード特別デザイン以外にも、シェアライドを展開している各自治体の希望に沿って自転車のデザインや種類を変更。それぞれの地域のニーズに合わせたカスタムメイドのサービスを提供できる点も魅力となっている。

 同社は今回のプロモーションで、公共の交通サービスが不十分な地域において、安価な自転車シェアサービスの提供で、地域貢献の姿勢を打ち出している。自社サービスに理解し共感する、知名度の高いアスリートとのパートナーシップは、大きく話題になるだけでなく、そのプロモーションに説得力が産まれ、効果的なパートナーシップが展開されるであろう。