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タグホイヤー、プレミアリーグとパートナーシップ契約延長。ウェアラブル端末による積極的なアクティベーション

https://youtu.be/tB6MCYMPPPI


・グローバル高級時計ブランドと欧州プロサッカーリーグの「公式タイムキーパー&公式ウォッチ」のパートナーシップ契約(2016年〜)
・応援するチームの情報がリアルタイムで表示されるインタラクティブな文字盤をダウンロードできるスマートウォッチをリーグと共同開発
・プレミアリーグとの契約の理由は、同社の主要マーケットであるイギリスとアジアにおいて、プレミアリーグが非常に人気コンテンツであるから(契約発表もロンドンと香港で実施)


スマートウォッチへダウンロード出来るプレミアリーグインタラクティブ文字盤を発表

今年の8月中旬、スイスの高級時計ブランドとして知られるタグホイヤーが、イングランドのサッカー、プレミアムリーグとのパートナーシップ契約を延長する事を発表した。同社は2016年にプレミアムリーグ初となる「公式タイムキーパー&公式ウォッチ」契約を結んでいた。

そして契約延長の発表と同時に、タグホイヤーはプレミアリーグと共同開発した、自社の展開するスマートウォッチ、「コネクテッド モジュラー」へダウンロードが可能な独自のインタラクディブ文字盤をお披露目している。

この無料でダウンロードできるアプリケーションにより、ファンは自分の選んだチームの2018/2019シーズン全試合やハイライトをリアルタイムでチェックできる。選んだチームがキックオフすると、文字盤はチームカラーに染まり、キックオフ、ゴール、違反、選手交代などがライブ配信されていつでも試合の内容を追える。

プレミアリーグのマネージングディレクターは「我々はタグホイヤーが引き続き公式パートナーとなる事をとても嬉しく思う。この新しい文字盤は楽しく、革新的な進化であり、『コネクテッド』の所有者がよりプレミアリーグを身近に感じる事が出来る物だ」と語っている。

これまでの主なスポンサー活動といえば、レフリーが試合中に同社の腕時計を着用したり、試合会場で残り時間が表示されるボード(形がタグホイヤーの時計の形)やTV放映の際の残り時間が表示される部分にロゴが掲出される等が中心であった。それに加え、今回のような商品開発で協力などは積極的なアクティベーションの良い例と言えるだろう。

多くのサッカーリーグに積極的にスポンサー

タグホイヤーは世界中で数多くのスポーツリーグや有名選手と契約を交わしており、サッカーにも多くの予算を投入している。この8月末にはフランスのリーグアンとも契約延長を発表し、ヨーロッパのサッカー5大リーグと評される内、4つのリーグの公式パートナーとなっている(イングランド、ドイツ、スペイン、フランス)。

そして、特にタグホイヤーにとってプレミアリーグにスポンサーするメリットは大きい。同社の主なマーケットはイギリスとアジアであり、その二つの地域でのプレミアリーグの人気はとても高いからだ。2016年に両者が初めてスポンサーシップ契約を発表したのも、ロンドンと香港であった。プレミアリーグとの契約締結をアジアの人々にもアピールしたかったのであろう。

プレミアムリーグのスポンサー収入増収の為の方向転換

ところで、タグホイヤーがスポンサーになったのにはもう一つの背景がある。それは同社がスポンサーとなった2016年は、プレミアリーグが、一つの企業とタイトルスポンサー契約を結ぶ、というスタイルを辞め、複数の企業と契約を結ぶスタイルに方向転換をした時期でもある。

それまではバークレイズというイギリスの金融企業がタイトルスポンサーを務めていたが、同社が契約を降りたのを機に、複数社からスポンサー収入を得る形をとる事になった。1社では払いきれないスポンサー料もカテゴリーに分けそれぞれから収入を得れば、結果的に1社より多くの収入となり、両者にとって好都合となる。タグホイヤーはそのチャンスを逃さず、世界でも人気の高いリーグのスポンサー枠を手に入れたと言えよう。

ライター:西牟田京子

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