今年6月7日から7月7日にかけてフランスで開催されたサッカー女子W杯は、アメリカ代表が4度目の優勝を飾り幕を閉じた。今大会はこれまでの女子W杯の中で最も盛り上がりを見せ、国際サッカー連盟(FIFA)は2023年W杯では大会出場枠を24チームから32チームに拡大することを発表している。次回の開催地には日本を含む9カ国(アルゼンチン、オーストラリア、ボリビア、ブラジル、コロンビア、ニュージーランド、南アフリカ、韓国と北朝鮮の共催)が名乗りを挙げ、決定するのは2020年5月の予定だ。

また、日本サッカー協会は女子プロリーグ構想を打ち出すなど、日本の女子サッカーも今後盛り上がりが期待される。今回は過去記事の中から、欧米の女子サッカーをサポートする企業の事例を紹介していく。

エナジーバー販売企業による女子アスリート支援が話題となった理由(2019.5.9掲載)

国際女性デーである3月8日、アメリカサッカー女子代表チームの選手らが、男子チームより給与が低いことを違法として、同国サッカー連盟を相手に訴えを起こした。女子代表選手はこれに加え賞金ボーナスや練習環境、育成制度などのあらゆる面における格差是正を求めている。
この問題に対し、エナジーバー販売企業が女子代表選手に対して男子選手との賃金差額の合計約8050万円を寄付し、男女の権利平等を訴えた。社会問題に迅速に対応した取り組み事例。詳しくは記事より

P&G、米サッカー女子代表のスポンサー活動を通じ女性スポーツ全体を支援(2019.3.29掲載)

P&Gの制汗剤ブランドがアメリカサッカー女子代表チームとパートナーシップを締結。“女性はチームで戦うとさらに強くなる”のテーマの元、プロモーション動画の制作やSNSキャンペーンを実施した。同社はオリンピックなど他スポーツへのスポンサーシップでも一環した女性支援の姿勢を示し、マーケティング活動を展開している。詳しくは記事より

バドワイザーが米女子サッカーリーグNWSLを支援。オフに幹部派遣の研修を実施する意図は(2019.8.9掲載)

バドワイザーがアメリカ女子サッカーリーグNWSLの支援を決定。同リーグでは初めての公式ビールスポンサーとなる。契約にはプレイオフ、チャンピオンシップ、MVP、新設する『最も価値のあるサポーター賞』のネーミングライツが含まれる。この他特徴的なのは、オフシーズンに同社経営幹部によるビジネスプログラムを選手達に提供する点。女性アスリートの社会的地位向上やビジネス進出をサポートしていく。詳しくは記事より

ドラックストア、英国4地域とアイルランドの女子サッカー代表とパートナーシップ契約(2019.5.31掲載)

ドラッグストアブランドのブーツが史上初めて、イギリス4地域とアイルランドの女子サッカー代表チームとパートナーシップを締結した。同社はデータに基づき、女性が自信を持てるようになると、薬局事業、美容品販売事業が伸びるとの仮説のもと、女性が自信を持つことを応援する活動を実施している。具体的な活動内容など、詳しくは記事より

Visa、露出機会の少ない女子サッカーのスポンサーシップで目指すものとは(2019.12.27掲載)

Visaが欧州サッカー連盟(UEFA)の女子部門と2018年から2025年の7年間と長期のパートナーシップ契約を結び、トップからユースまで女子の様々なカテゴリーのリーグと大会が対象コンテンツとなる。世界的にメジャーな男子部門のリーグや大会に協賛する競合他社を意識して、戦略的にマイナーな女子部門に協賛し、「女性の社会進出を支援する」ブランドという女性に寄り添ったコミュニケーションを行う。詳しくは記事より

売り上げ8%増、ブランド好感度20%増を実現した、大手食品企業のサッカー支援を通じたマーケティング戦略とは(2019.7.26掲載)

食品大手マース社が、2011年に開始したスコットランドサッカー協会とのパートナーシップを2022年まで延長。これまで男子代表チームのみを対象としていたが、女子代表と各種障がい者サッカー代表チームと範囲が拡張された。過去に社会課題に取り組むことで売り上げとブランド好感度が向上することを証明し、全ての人にサッカーを楽しむ機会を提供する活動を支援している。詳しくは記事より