・女子プロゴルフ協会と化粧品メーカー”LEADERS”とのパートナーシップ契約。
・最もトップ10入りの回数の多い選手を表彰する“LEADERS Top10”というコンテストを実施。
・屋外での長時間のプレイ(・観戦)という競技特性に目をつけ、自社の日焼け止め製品を随所アピール。


 先月、全米女子プロゴルフ協会(LPGA)が韓国化粧品メーカーのLEADERSとのパートナーシップを2020年まで延長したことを発表した。LEADERSは主要商品のフェイスマスクやスキンケアをグローバルに展開しており、今回のパートナーシップ延長の一環として、社名を冠した“LEADERS Top10”というコンテストの実施も発表された。これは、2018年シーズンのLPGAにおけるトップ10入りの回数を競うコンテストであり、最もトップ10入りの多かった選手にはボーナスとして10万ドルが贈呈される。なお、複数の選手が首位で並んだ場合は、優勝回数の多さで勝者を決定し、優勝回数が同じ場合は2位の回数で勝者を決め、以後、3位の回数、4位の回数と勝者が決するまでこのパターンが用いられる。

 また、LEADERSは過去2年間にわたり、ケーブルTVチャンネルの専門局ゴルフチャンネルにおいてツアーのルーキーを紹介するインタビュー番組“Fresh Faces”スポンサーを務めているが、これも継続することとなった。また、2018年シーズン中はLPGA公式サイトのスタッツページにLEADERS Top10のリーダーボードが掲示され、随時順位が更新される。

 このパートナーシップで目を引くのは、やはりネーミングの良さであろう。自社の主要商品であるフェイスマスクを捩ったFresh Facesもさることながら、スタッツなどで常に自社の名称が使用されつつ、意味合いの整合性も取れている「LEADERS Top10」は実にスマートである。また、ボーナスの額が大きく、更に、賞金ランキングや年間ポイントではなく、トップ10入りの回数でそのボーナスの受給者を決めるというフォーマットにはユニークさがあり、このスポンサーシップによる社名の認知度向上は大きく期待できそうだ。

 また、コスメティックの会社であるLEADERSとのパートナーシップにより、LPGAが女性のファン層を拡大しようとしているのは明白なところだが、今回のパートナーシップ延長に際し、同社CEOのキム・ジング氏は、「LPGAの公式コスメティックスポンサーとして、LEADERSのプロフェッショナルUVスキンケア商品ラインであるSUNBUDDYは、屋外で長時間を過ごすゴルファーにとって最高の組み合わせであると思います」と、さりげなく自社の日焼け止めを宣伝しており、LEADERSには女性のみならずゴルフファン、あるいはゴルファー全体に自社のコスメ商品をアピールする狙いがありそうだ。実際、日焼け止めは男女に限らず、多くのゴルファーが必要と考えているもであり、その辺にも今回のパートナーシップの親和性の高さが感じられる。