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(まとめ)スポーツスポンサーシップを活用し、子供を対象にアクティベーションを行った事例

スポーツチームやリーグは、子供を試合に招待したり、選手が指導するスポーツ教室の開催など、内容は様々だが積極的に子供を対象としたイベントを行っている。幼少期からチームや競技に接する機会を増やすことで、将来的なファンの育成と競技の普及が大きな目的だ。一方で、スポンサー企業がチームと共に子供を対象としたアクティベーションを行うのは、自社ファンの育成、CSR活動、販売促進、商品プロモーション、ブランディングなど様々な狙いがある。

今回は過去記事の中から、子供や子供とその家族を対象としたアクティベーションの事例をアクセス数が多かった順に紹介する。

1位

ブリヂストンアメリカ、冬季五輪アメリカ代表のトップアスリートに会えるコンテストを実施(2018.2.7掲載)

ブリヂストンアメリカが冬季五輪に際して、スポーツに励む子供の送り迎えをする両親を称えるコンテストを行った。練習や試合に行くときの様子を写真に撮りソーシャルメディアか特設サイトに投稿することで応募できる。特典として勝者の元にアメリカ代表アスリートが訪れる。送り迎えする手段として車の利用があり、タイヤメーカーとの親和性が高いシーンだ。顧客が喜ぶ施策によって顧客接点を作り、販売促進に繋げる優れた事例。詳細はこちらから

2位

マクドナルド、NBAのインド市場開拓をサポート(2019.1.7掲載)

マクドナルドが北米プロバスケットボールNBAのインドでのマーケティングパートナーに就任。インドの店舗でNBAロゴ入りバスケットボールがもらえるファミリーセットを販売するなど、子供向けのキャンペーンを実施した。インドではクリケットが国民的スポーツでバスケットボールは発展途上にあり、両者が共に市場開拓を行う事例だ。詳細はこちらから

3位

ピザチェーン店、地元NFLチームのスポンサーとして行う地域貢献(2018.9.28掲載)

ピザチェーン店が地元の人気アメリカンフットボールチームと3年間のパートナーシップを締結。チーム公式ピザとなるだけではなく、チームが地域の小中学生を対象に行っているフラッグフットボールの普及活動をタイトルスポンサーとして支援する。直接的な販売促進効果だけではなく、CSRを知名度と拡散力があるプロスポーツチームと共に行うことで地域社会に溶け込むことが狙いだろう。詳細はこちらから

4位

オーストラリアの国民食、Vegemiteが全豪オープンのボールキッズパートナーに(2017.12.28掲載)

オーストラリアで広く親しまれている健康食品Vegemiteが、全豪オープンのボールキッズパートナーを務めた事例。Vegemiteは独特の風味を伴う発酵食品のため、子供の頃から味に慣れ親しんでもらうことが重要となる。また、国民食でありながら製造販売権を長く海外企業が保有していた。しかし、約1年前に地元企業が買収。オーストラリアブランドが自国に帰ってきたことをアピールする最適な機会となった。詳細はこちらから

5位

エミレーツ航空、地元ドバイでドジャースと野球教室を開催(2019.2.21掲載)

エミレーツ航空が北米プロ野球リーグMLBのロサンゼルス・ドジャースと、創業の地ドバイで子供向け野球教室を開催。プロ選手も参加しており、ブランドイメージを高めることに繋がる。スポーツを通じた人間形成を大切にするリトルリーグの支援も行っており、CSRの側面も備えている。詳細はこちらから

6位

豪クリケット協会、子供向けTV局とのパートナーシップ契約延長(2017.12.7掲載)

オーストラリアクリケット協会と子供向け専門TV局とのパートナシップの事例。クリケットリーグを紹介する番組の制作や、試合会場ではTV局の人気キャラクターと共にプロモーションを実施する。長丁場の試合で飽きやすい子供たちが関心を持つ演出があることは、親としても観戦へのハードルを下げることに繋がるだろう。試合に子供連れが増えることで、他のリーグスポンサー企業にとってもメリットとなる。詳細はこちらから

ライター:編集部

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