・自動車メーカーとプロスポーツチームのパートナーシップ
・ホームスタジアムの命名権を取得(本社の近くということもあり、過去にもこの地域で様々な活動を実施)
・企業の地域貢献活動の一部をチームとともに実施


MLSフィラルディア・ユニオンの本拠地命名権を取得

自動車メーカーのスバルUSAは、北米プロサッカーリーグMLSのフィラデルフィア・ユニオンと2月中旬にパートナーシップ契約を締結した。この契約のメインとなるのは、本拠地の命名権取得でスバル・パークと名付けられる。

そして今回の発表で注目すべき点として紹介したいのが、スバルが展開する地域貢献プログラム『Subaru Loves Promise』にユニオンが協力。本拠地で積極的にこの活動のPRを展開していくことだ。

この活動の概要を説明するとSubaru Loves the Earth、Subaru Love to Help、Subaru Loves to Care、Subaru Loves Petsと4つの柱に別れている。Earthは、フィラデルフィアの地元地域での野菜、果物の栽培、リサイクル活動の啓蒙を行い、持続可能な環境の実現に向けて取り組む。Helpは、フィラデルフィア地域におけるサッカー振興への協力で、用具などの提供を行っていく。Careは、癌と戦う子供達のサポート。Petsは、保護されたペットの里親事業を支援することだ。

今後、ユニオンはスバルが展開するこのキャンペーンに積極的に協力していき、すでに両者でいくつかのチャリティープログラムを行うことが決まっている模様だ。また、スバルパークには、4つの活動を紹介するブースが設置されることになる。例えば、Earthについて説明するエリアには実際にリサイクルボックスが置かれる。

地元プロチームの協力を得ることで自分たちの活動をより効果的に

ちなみにスバルUSAが、スポーツチームと今回のような大規模な契約を結ぶのは初めてとなる。それが何故、ユニオンだったのかといえば、フィラデルフィアのチームであることが大きい。同社の本社はニュージャージーに位置するが、フィラデルフィアに近くこれまでの同地域で様々な活動を行なってきた。2月下旬から3月頭にかけて実施されていたフィラデルフィア・フラワーショーという地元のビッグイベントには、ここまで19年連続でメインスポンサーを務めているのは象徴的な事例だ。

今回のユニオンとのパートナーシップも、自分たちの推し進める地元への社会貢献活動を広げる施策として理にかなっている。命名権料を支払うことで地元のスポーツチームを支えることも立派な地域貢献だ。そして、発信力のある地元チームと一緒に活動することができれば、Subaru Love Promiseはより多くの人々に認知されやすくなる。自分たちのCSR(企業の社会的責任)活動をより発展していきたいと考えている企業にとって、このスバルの取り組みは参考になるものだ。